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仕事の内容によって作業環境を変えたいときの選択肢になるだけでなく、イベントを開く際に立地やスペース的に最適な場所だと思ったので利用しています。


仕事の内容によって作業環境を変えたいときの選択肢になるだけでなく、イベントを開く際に立地やスペース的に最適な場所だと思ったので利用しています。

ご紹介するメンバー:井上和俊さま

東京でデザイン制作を行う代理店会社で8年間勤務した後、愛媛に帰郷してWebのデザイン制作を請け負う「Layers」を立ち上げる。企業で培ったグラフィックデザイン、WEBデザインに加えてWEBコーディングを独立後に学び、現在はディレクションが主な仕事内容になっている。

目次

・家とコワーキングスペースで仕事に変化を付ける
・仕事だけでなくイベント利用もしやすい
・独立しても1人で仕事は完結しない
・インタビュー後記

家・コワーキングスペースで仕事に変化を付ける


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ーマツヤマンスペースに来た際には、どのような仕事をしていますか?

マツヤマンスペースに来るときは、経理関係を処理する際に立ち寄ることが多いかなと思います。スペースのオーナーさんが税理士の方ということもあって、税金関連で困ったことがあればすぐに相談できるので、個人事業主の私としては非常に助かっています。

ーオーナーさんやメンバーの方と交流しやすそうですね。

オーナーさんをはじめ、マツヤマンスペースはメンバー間での情報交換がしやすい環境だなと思っています。税に関する知識以外にも、スペース内には別職種のプロフェッショナルが多いので、お互いのスキルを日常会話レベルでシェアできるところも魅力に感じています。感覚としてはSNSのオフライン版のようなイメージで、ちょっと悩んでいることに対して相談してみると、予想以上のアイデアを得られることがあります。

ー家とマツヤマンスペースだと、どちらで仕事していることが多いですか?

そうですね。私の仕事がデザイン関係ということもあって、自室にある大きなモニターを前にしないとできない内容もあるので、主としては家になります。だからといって家に閉じこもってばかりでも効率が下がるので、仕事の質によって作業環境を変えています。家なら家、マツヤマンスペースならマツヤマンスペースでできる仕事を自分の中で分けておくと、それぞれの場所でやるべき作業に集中できますし、仕事場を行き来する時間でリフレッシュもできます。

仕事だけでなくイベント利用もしやすい


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ー仕事以外でマツヤマンスペースを利用することはありますか?

私の場合は作業スペースというよりも、イベント会場として利用するのが主な目的になっています。実は、個人事業だけでなくAED(All Ehime Digitalcreators)という団体の主催もしており、毎月Web関連の情報や技術を紹介する動画を配信しています。その動画撮影と生配信会場をする場所としてマツヤマンスペースを利用しています。

愛媛だと本格的なWeb関連の勉強会やセミナーが少ないなと感じていて、そうしたセミナーを開くのに適した広さとアクセスがいい場所を探している際にここに行き着いたんです。他の公共機関の施設だと費用が高いこともありますが、それに比べるとマツヤマンスペースの価格は安いと思います。

ー愛媛でAEDのイベントを開く際、需要はありますか?

愛媛だけで考えると集客がまだまだ大変なこともありますが、動画配信によって全国展開にすることで一定数の視聴者の方に見ていただけるようになっています。愛媛だけでなく東京や大阪などの都心にファンが生まれることもあり、それが新たなクリエイターとの出会いを生み出すこともあります。

ー井上さんのケースを聞くと、仕事する場所が都会でなくてもいい時代になっていると思わされます。

今ではクラウドソーシングが浸透してきているので、クリエイター関連の仕事をしている人は特に場所を選ばずに仕事ができるかなと思っています。愛媛でも一定のスキルがあればクリエイターとして活動できると思いますし、都心では飽和しているスキルも発展途上の地域ならば還元しやすい側面もあるので、新しい仕事を生み出すチャンスは非常に多いなと感じています。

独立しても1人で仕事は完結しない


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ー愛媛に帰ってきてから独立したとのことですが、よかったと思うことはありますか?

会社と違って、全部自己責任になるところでしょうか。会社では否が応でも指示に従うことになりますが、フリーだと受注から納品のすべての過程をすべて責任で負うことになります。その潔さが個人的には好きです(笑)。

反対に、東京から帰って来てしばらくは実家のある大洲にいたので、しばらく仕事はきつかったですね。それでもクラウドソーシングでちょっとずつ修行をしながら案件をこなし、愛媛の知人を通じて少しずつ仕事を広げていきました。

ーやはり人脈の有無は大きいですね。

そうだと思います。もし、松山にいる知人を通じて仕事が広がらなければ、まだ実家にいた可能性もあります。その場合はクラウドソーシングで生き残る方法を考えたかもしれませんが、イベントの動画配信でも見ている人がいて初めて成立すると思うと、ネットでも人間を無視して活動はできません。なので、どちらの道を選んだとしても絶対に1人で終わる仕事はないと思わされます。

ー最後に、愛媛で活動したいクリエイターの人にアドバイスがあればお願いします。

個人で作業する際は効率をいかに上げるかというのは大事な要素で、その場所は自宅のこともあればカフェのこともありますし、今利用しているマツヤマンスペースの可能性だってあります。なので、自分の作業効率が上がる場所を探してみるのは大事なことだと感じます。そうして動いてみることで自分なりのやり方が確立していきますし、思いもしない人と出会うチャンスにもつながると思います。

インタビュー後記


井上さん、ありがとうございました。ご自身が会社で得たスキルを地元の愛媛で活用し、さらに県外へと情報発信する行動力からは学ぶことが多くあります。

マツヤマンスペースは仕事の程度に合わせて利用できる場所だけでなく、イベントスペースとして多くの人が交流するスポットでもあります。独立したばかりの人によっては、作業場所と共に不安を緩和できる交流スペースとして機能するでしょう。