カフェで仕事をするときと違い、自分の第二のオフィスとして集中できる場所として利用できる上に、同じ志を持つ人と多く出会えるのがマツヤマンスペースだと思っています。

カフェで仕事をするときと違い、自分の第二のオフィスとして集中できる場所として利用できる上に、同じ志を持つ人と多く出会えるのがマツヤマンスペースだと思っています。

ご紹介するメンバー:工藤慎一さま
会社名:ecbo株式会社 https://ecbo.io/

WEBサービス「ecbo株式会社」代表取締役社長。東京にて会社を立ち上げ、荷物預かりプラットフォーム「ecbo cloak」を展開。東京都内にてコインロッカーが減少する中、Webサービスを通じて荷物を預けたい人と荷物を保管できる場所をつなげています。サービスの需要は高まり、大阪でも「ecbo cloak」のサービスがはじまる。

○目次
・松山市内で好立地のコワーキングスペース
・「場所」ではなく「人」との出会いに投資する感覚
・起業には「とにかくやってみること」が重要
・インタビュー後記

松山市内で好立地のコワーキングスペース

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ーマツヤマンスペースはどのようなときに利用されていますか?

松山に仕事や私用で来た際、カフェではなく集中できる場所で仕事をしたいなと思ったときに利用することが多いですね。普段は東京にあるオフィスで仕事をしていますが、県外に出ることもあるので、こうして集中できる場所が1つあると効率も違ってきます。

また、マツヤマンスペースは松山の中心街の近くにある上、郊外電車と路面電車の駅近くにあるので、アクセスにも困りません。その上で料金も都心のコワーキングスペースに比べると圧倒的に安いので、非常に助かります。

ーカフェで仕事するときと集中力は違いますか?

カフェだと人の目があるので、どうしても周りに配慮しながら仕事をすることになります。ですが、コワーキングスペースならば余計なものが無く、周りも自分と同じように独立した人や事務所を持たずに仕事をされている人ばかりなので、没頭感で言えば圧倒的にコワーキングスペースのほうが大きいかなと思います。集中するとつい足を組んでしまうこともありますが、マツヤマンスペースならばカフェに比べて抵抗が少ないのもうれしいところかなと思ってます(笑)。

ーカフェに比べると空間も程よい大きさですよね。

そうですね。圧迫感を感じることなく、他の事業者の方が仕事をしていても気が散ることはないかなと思っています。あと、夜遅くに利用することがあるのですが、マツヤマンスペースは各個人の指紋登録をしておけば1人で利用できる点も、個人的には気に入っています。

「場所」ではなく「人」との出会いに投資する感覚

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ーマツヤマンスペースを利用して感じる一番のメリットは何でしょうか?

東京だけでなく、松山で積極的に活動されている人々と出会えるところでしょうか。マツヤマンスペースに通い出してからは情報感度が高い人が多いなと感じていて、そうした方と新たに出会えたり、情報交換できたりするのは非常に大きなメリットかなと感じています。

ーはじめからマツヤマンスペースの存在は知っていましたか?

いえ、はじめは知りませんでした。東京から松山に来た際、何か面白いところないかなと検索を掛けたとき、たまたま見つかったのがマツヤマンスペースでした。そこで事務所のオーナーに挨拶をして、その後に一度東京でランチをする機会があってから利用するに至ったという感じです。

その後にマツヤマンスペースの方々と出会うことになったのですが、松山で様々な人と事業の話ができるようになったのはかなりでかかったですね。仕事の刺激になるだけでなく、マツヤマンスペースのつながりで講演会などの依頼が来たりしたので、場所というより人脈やチャンスに投資している感じです。

ー人との関わりは意外なものを生み出しますよね。

そうだと思います。今事業として展開している「ecbo cloak」というWebサービスも、東京都で外国人にコインロッカーについて声を掛けられたところから思い付いたので、本当に人との関わりは何を生み出すのかわからないです。

起業には「とにかくやってみること」が重要

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ー起業をする際、何か心掛けたことはありますか?

私は何事も積極的に取り組んでみることを心掛けていますね。小さいとき、本当に小規模ですが物の売買を経験することがあって、その中で需要と供給のバランスを学んだかなと思っているところがあります。

今思えばそんな小さい経験も今の起業につながっているなと感じることがあるので、勉強するよりも小規模でいいから何かやってみることのほうが大事だなと考えています。

ー最後に、これから起業したいと考えている人にアドバイスをお願いします!

起業をするときは、どれだけ自分の中でプランが出来上がっていても、決意があったとしても不安や心配になるものだと思います。あと、行動している中ではじめ考えていたプランが変化していくと、自分のやるべきことが見えなくなることもあります。

ですが、同じ志を持つ人が集まる場所を1つ知っていると、切羽詰まった状況でも人に会えば息抜きになりますし、事業の話をできる相手に出会うこともできます。コワーキングスペースはそうした相談相手や濃い事業者が集まる場所だと思うので、利用する・しないは別にして、とにかく足を運んでみるのはいいかなと思います。

インタビュー後記


工藤さん、インタビューに答えていただきありがとうございました。自分が生活範囲以外でも積極的に活動し、人との交流を広げようとする姿勢が印象的でした。

マツヤマンスペースは「第二の事務所」として使えるだけでなく、自分の事業とは関係のない人と出会えるチャンスが眠る場所でもあります。他業種・他地域の人との交流は新事業やアイデア誕生の可能性を大いに秘めているので、気になる際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。