スタートアップウィークエンド愛媛に参加しての起業体験報告
2016年10月に開催されたStartup Weekend Ehime vol.3(スタートアップウィークエンド愛媛)の最終プレゼン会場として提供させていただきました。
マツヤマンスペースの稲見も参加させていただきましたので、参加レポートをしていきます!!
Startup Weekendとは??
Startup Weekendとは、世界700都市以上、日本30都市以上で開催されている起業体験イベントです。
金曜日の夜にビジネスアイデアの発表・チームビルディングを行い、土曜日と日曜日の夕方までにそのビジネスアイデアのプロトタイプをつくるところまで行います。
その実践的な取り組みから、数多くの起業家が輩出されています。
愛媛では、2015年11月に中四国初のStartup Weekendを開催し、今回で3回目の開催になります。
1日目 金曜日
1日目は、ビジネスアイデアの発表とチームビルディングをしていきます。
今回は、起業経験者やサラリーマンの方、学生、デザイナー、プログラマーなど37名の方が申し込みをしています。
まずは、ビールと唐揚げで懇親会からスタート!
最初に懇親会をすると、イベント中の話もしやすいのがいいですね。
夜からのイベントなので、さっそく飲めるのもいい!
いよいよスタートです!まずはファシリテーターから、3日間の流れや審査基準などの案内があります。
セミナーとは違い、講義があったり、誰かが教えてくれるということはありません。
ルールはビジネスプラン・プロトタイプを日曜日17時に発表すること。
プレゼンの方法や話し合いの方法なども自由ですし、メンバーでは手が足りないから参加者以外から調達してきたりすることもできます。
アイデアの発表風景です。1分間でやりたいことを発表します。
私は、スポーツ関係のアイデアを発表しました。
今回は、16のアイデアが出ました。
ここからは投票をして、チームづくりをするアイデアをしぼっていきます。
アイデアを発表したものの、この投票で残らなければ、他のアイデアのチームに入ることになります。
投票!残りました!しかも、けっこう票が入ってる!
ここで票が入ってても、チームができないことがあるので注意です。
チームづくりは、アイデアプレゼンの内容に共感した人がチームメンバーに入ります。
この点も起業をしたときと同じですね。人数が多ければいいというものでもないので、誰をメンバーに誘うかは重要です!
はい!チームができました。
スポーツジムの経営者、デザイナー、プログラミングを勉強している学生、金融機関勤務の方、スポーツが好きな学生がチームメンバーです。
1日目は、チームづくりまでで会場はお開きです。
上の写真は、3日間のスケジュールです。
グラフィックレコーディングで、とてもわかりやすいです!
2日目 土曜日
2日目の朝は、挽きたてのコーヒーとパンからスタートです。
Startup Weekendでは食事は7食ついています。
愛媛では、三津浜焼き、焼豚玉子飯、塩パンなどのご当地グルメがでてきます。
2日目の午前中はチーム内でビジネスアイデアを固めていきます。(写真は別チーム)
私のチームは、ブレストをするのと、ニーズ調査のために商店街やWEBでアンケートを行いました。
チーム運営も自由なので、何から手を付けるか、役割分担をどうするかなどが重要になってきます。
2日目の午後からは、コーチングタイムがあります。
有名な起業家や起業家支援をされている方、ビジネスのエキスパートに意見を聞いていきます。
朝から頭をフル回転、アンケート結果などもうけて、疲れてくる時間帯…
一つずつ、すすめていくしかない。
日曜日のプレゼンまでのスケジュールと役割分担を整理しました。
大きくビジネスプランを固めていくチームとプロトタイプを制作するチームに分けて動くことにしました。
プロトタイプは、WEBサイト、アプリ、PR動画をつくることになりました。
あとは1つずつタスクをすすめていくだけです。
2日目の夜は、中間報告をして終了になります。
明日は、いよいよプレゼン!!
3日目 日曜日
3日目もパンとコーヒーからスタート!
他のチームもプレゼン資料の作成にとりかかっています。
イベントは金土日ですが、金曜はチームづくり、日曜は昼過ぎからプレゼン会場に移動ということを考えると、実質ビジネスプランを固めたり、プロトタイプをつくる時間は1日半程度です。
時間は全然ありません。
時間がないと、言いながらもファシリテーターと1枚。
奇跡的なほど服装が一緒です。色違いです。全体的な配色や靴のメーカーまで一緒です。
16時からは、プレゼン会場のマツヤマンスペースに移動して、テックチェックです。
デモなどが行えるかをチェックします。
ビジネスプランは、3つの基準から審査されます。
審査は、愛媛で有名な投資家、起業家が行います。
そして、プレゼンです。
今回のプレゼン時間は7分、なんとか時間内に伝えることができました。
審査員からの質問も5分程度ありました。
そして、結果発表…
どきどきです。
残念ながら、優勝は逃しました。
悔しいですが、優勝チームいいプランにいいプレゼンでした。
発表の後は、パーティです。
イベント中は、あまり他のチームとも話すことがないので、ここで3日間の体験を共有したり、感想を共有します。
審査員に今回の審査のポイントの話を聞きにいくのもいいですね。
今回、グラフィックレコーディングをしていただいたフレーズラインという屋号でWEBデザイナーをしている阿部さんから一言。コーチより、審査員より厳しい一言をいただきました。
グラフィックレコーディングで各チームの発表をまとめてきた方の意見は参考になります。
Startup Weekend Ehime vol.3を終えて
・起業やビジネスに興味がある、いろいろな年齢の人が集まってチームをつくるのはいいです。チームのマネジメント、コミュニケーションなど新しい考え方、手法を知ることができるため収穫は大きいです。
・コーチや審査員とつながれるのも魅力。意見を聞く機会があるというのはいいですね。
・アウトプットの場。プレゼンだけでなく準備を含めて、普段インプットされた知識や手法、これまでやってきたことで次はこうしようということ、等のアウトプットができる場でした。アウトプットすることでまた新しい発見がありました。
これから起業しようという方も、サラリーマンの人も、デザイナー・プログラマーの人にもおすすめできるイベントです。
このイベントで、失敗をしたり、新しいことを体験することで、次に活かしていくことができるはず。
愛媛は半年に一度のペースで開催していますので、ぜひ参加してみてください。
Doorkeeperのスタートアップウィークエンド愛媛ページ
https://swehime.doorkeeper.jp/
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